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伽羅 たかはしじゅんいち展 2009.6.12(fri)-7.11(sat)

 

 

 
再生
 

時々私は
人形さえなければ
もっと人間らしく生きられるのではないかと、錯覚します
人形を抱きしめることがなければ
人間を抱きしめることができるのではないかと
けれども人間を抱きしめることができずに
訪れた精神の果てで
私は人形に抱きしめられたのです

私の命は人形にあります
たとえ世界中の人間が私に背を向けたとしても
私は人形と共に生きるだろうし
また人形を作り続けるだろうと思います
そして人形は私に人間との接点を与えてくれ
いつか私も
人間を愛せる日が来るのではないかと思います

もしかしたら私は
もう一度人間を愛する為に
人形を作り続けているのかもしれません

あなたの最期に見るものが
どうか愛でありますように

 
伽羅
 

 

 

 

阿吽
阿吽  
photo:118cmx85cm 2006  
doll:120cm 2004  

 

 

 

ヴァンパイア
   
ヴァンパイア
ヴァンパイア   ヴァンパイア  

photo:56cmx45cm 2006

 

photo:56cmx45cm 2006

 
doll:120cm 2002   doll:120cm 2002  

 
 

 

 

鶏
   
青い目の少女
  青い目の少女  
photo:56cmx45cm 2007   photo:56cmx45cm 2006  
doll:54cm 2007   doll:115cm 200   

 
 

 

 

洋館
   
夜桜
洋館   夜桜  
photo:45cmx56cm 2007   photo:56cmx45cm 2007  
doll:73cm   doll:140cm 2004  
white cat:2007, black cat:2005
 
 

 

 

蝿
   
蝿
   
photo:118cmx84cm 2007   photo:118cmx84cm 2007  
doll:7cm 2004   doll:7cm 2004  

 
 

 

 

ミネルバの梟
   
ミネルバの梟
ミネルバの梟   ミネルバの梟  
photo:56cmx45cm 2006   photo:45cmx56cm 2006  
doll:58cm 2005   doll:58cm 2005  

 
 

 

 

歌姫
   
歌姫
   
歌姫
歌姫   歌姫   歌姫  
photo:56cmx45cm 2007   photo:56cmx45cm 2007   photo:56cmx45cm 2007  
doll:84cm 2004   doll:84cm 2004   doll:84cm 2004  

 
 
 

  

 

深海人魚
深海人魚  
photo:56x45cm 2006  
doll:135cm 2003  

 

 

 

 
人形見-memendolls
 

この写真集では人形の妻を持つ人形作家の伽羅の作品を、NYで人を撮り続ける写家たかはしじゅんいちが撮りおろした。

人形というものを、そこに込められた日本の美や独特の精神性、アニミズムを見つめながら、さらに写真家としての技術提示を投げ掛けている。
また、撮影された人形も、魂の入るという感覚の元、失われつつある日本の美に強いこだわりを持ったものが多い。サイズ120センチの人形には、民衆が着物を着ていた時代(明治・大正・戦前)の物を使用し、日本人形に用いられている伝統的な塗装技術も取り入れられている。

人形に対して特殊とも言える感覚を持つ日本から、人形とは何なのか、人形を目の前にして人々は何を感じるのか。この写真集がそれを問う一つの窓口になるのではないだろうか?

伽羅の作品、球体関節人形は、その名の通り体の関節に球体を入れることによって、自由な動きを可能にした人形のことである。伝統的な人形技法を現代美術に転換させたのはハンスベルメールであるが、これを独自に展開させていったのは日本における特徴と言えるだろう。

そこには、日本人が培った潜在的なアニミズム、美学が反映している。

 
伽羅/たかはしじゅんいち
写真集「人形見-memendolls」より抜粋
 

 

 


 

たかはし じゅんいち (写真家)

略歴
1963年 新潟県新潟市出身
  写真家・立木義浩に師事
1988年 フリーランスの写真家として独立
1989年 New Yorkに拠点を置く
2004年 東京にも拠点を置き、国内活動を積極的に展開
  NY&東京の2住生活
 

ポートレイトを中心に、広告、音楽、ビューティー、雑誌等において幅広く活動。1995年からは世界的エンターテインメント集団「STOMP」のオフィシャルフォトグラファーを務め、Jennifer Lopez、Maxwell、Baby Face、Marc Anthonyといったミュージシャン達のCDジャケットや雑誌掲載写真を撮り下ろす。2002年2月には、坂本龍一氏によるプロジェクト「Elephantism」撮影のためにケニアへ。最近では、宮本亜門氏演出の舞台「トゥーランドット」のポスタービジュアルほか、Johnson& Johnson「ワンデーアキュビュー」等の広告写真を手がける。

1995年からのライフワークとして、NYの伝説的ホテルChelsea hotelの住人達をはじめ、アーティスト・ポートレートの撮影は現在も続行中。撮影旅行は、ペルー、ネパール、南アフリカ、アイルランド、ケニヤ、英国、トルコ、ギリシャ、 etc.“日本在住写真家”として、“NY在住フォトグラファー”として、国境を越えた活動を展開、常に世界を移動し続けている。

 
 
 
 

伽羅 (人形作家)

略歴
1977年 千葉県出身
2001年 独学で人形制作を開始
2005年 名をカツラギアキラから、伽羅へ改名
2006年 写真家・たかはしじゅんいちとコラボレーション開始
   

個展
2009年 NODA CONTEMPORARY、名古屋
  NODA CONTEMPORARY BEIJING、北京
2007 個展、日本橋人形町
2006年

人形写真展示、P-Houseギャラリー、六本木

   
グループ展
2008年 グループ展、六本木
2007年 「猫ねこ展」松山庭園美術館、千葉
  グループ展、荊画廊、新宿
2006年 「夜会」ラフォーレ原宿、原宿
2005年 「猫ねこ展」松山庭園美術館、千葉
2004年

ドール新人賞展、ARTBOX GALLERY、銀座

  ドールアート展、福島
2003年  「大芸術祭・千葉」劇団MWORKSプロデュース、千葉

 

受賞
2008年 「猫ねこ展」私の美術館賞受賞
2005年 松山庭園美術館「猫ねこ展」月刊ぐるっと千葉賞受賞
2004年 ARTBOXドール新人賞入選
  ドールアート展入選
   

 

 

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