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| 作家の紹介をするのにいきなり血縁の話で恐縮だが、松山淳は最近野田コンテンポラリーで個展をした松山賢の弟である。実際この兄弟は共通点も多く、両者の比較か ら入るのも有効であろう。岩手出身のこの兄弟は京都まで来て同じ美大に入り、共に現代美術とは微妙にズレた学科(日本画と工芸)に学び、二人とも彦坂尚嘉氏により<気>派に選ばれ、そしてどちらも性的な要素の強い作品を制作している。しかしその「性的な要素」の扱い方は兄弟で対照的である。兄・賢が個人の性的欲望から出発しているのに対し、弟・淳は現代の人々の欲望とマスメディアの「共犯」関係に主眼を置いているといえる。今回の個展ではよりはっきりと、メディアの出演者・視聴者・制作者の「三すくみ」的な関係と、そこから生じる狂乱状態がテーマになるようである。 ところで、松山淳の作品は形式的には仏像や香合といった立体が多い。工芸出身と考えればそれは不思議なことではないが、マスメディアという二次元的・非実体的なテーマを扱う上で「立体」が最適とは思えない。それもコンセプトに沿って自由に作 りせる「オブジェ」ではなく、「モデル四天王」などに見られるように、あくまで伝統ある「彫刻(仏像)」であり、テーマと形式の強引な結びつきの奇妙さが作品のインパクトとなっている。しかしそれは強烈なものではない。現代のメディアに流布するイメージと仏像は意外と親和性があり、頭では無理な結合に思えるものが、実際目に すると結構マッチしている。そのギャップが作品にある種のユーモアをもたらしているようだ。 日本の仏像が西洋的な意味での「彫刻」たりえず、平面的で正面性を備えたものであることはよく指摘されるが(例えば千葉成夫「未生の日本美術史」[2006年 晶文社]など)、作者はそれを分かった上で二次元的イメージを伝統的な仏像にあてはめている。その意味で彼の作品は、現代社会への批評性と同時に伝統的な日本美術への批評性も兼ね備えているといえる。 |
美術評論家/三井知行 |
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| 記者会見謝罪像 |
| 高さ: | [左] | 25 cm | ||||
| [中] | 20.5 cm | |||||
| [右] | 26.5 cm | |||||
| 限定部数: | 5 | |||||
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| 某週刊誌広告「様」付有名人香合 |
| 雅子様 | サイズ: 7.5 x 6.5 x 4 cm | |||
| ベッカム様 | サイズ: 7.5 x 6.5 x 4 cm | |||
| ヨン様 | サイズ: 7.5 x 6.5 x 4 cm | |||
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| 某週刊誌広告卑猥見出し硯箱 |
| サイズ: 25 x 22 x 6 cm |
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| 記者会見謝罪香合 (小) |
| 香合の中には様々な会社の記者会見の写真が入っています! |
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記者会見謝罪香合 (小) テーブルあり |
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| サイズ: | 6 x 6 x 12 cm | ||
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記者会見謝罪香合 (小) テーブルなし |
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| サイズ: | 6 x 6 x 12 cm | ||
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左から右: モデル四天王 増長天、 モデル四天王 広目天、 ダイエット菩薩 Before、 ぐらびあ観音立像、 ダイエット菩薩 After、 モデル四天王 多聞天、 モデル四天王 持国天 |
| 松山 淳 (Jun Matsuyama) |
| 岩手県生まれ。京都市在住。 | |
| 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修了。 | |
| 2000年 | 京都市立芸術大学作品展奨励賞 |
| 2002年 | 松山淳の「松山淳」展(立体ギャラリー射手座/京都) |
| 松山淳の「ちくびる〜む」展(アートスペース虹/京都) | |
(2個展同時開催) |
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| GEISAI-2『夢工場」の逆襲(東京ビッグサイト/東京) | |
| (スカウト審査部門 TOKYO FMからスカウト) | |
| 2004年 | 松山 淳 漆展(ギャラリースペース◯△□/京都) |
| 2005年 | <気>派展(ギャラリー手/東京) |
| 2006年 | モデル四天王「表と裏」展(立体ギャラリー射手座 /京都) |
| 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006 | |
| 2008年 | 松山 淳展(NODA CONTEMPORARY/名古屋) |
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