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| 惠木亮太、色鉛筆で世界を救う |
| その「線」は、生きものの過去と未来、夜空のはるか向こう、そして現実ではない、もう一つの世界につながっているのかもしれない。人、動物、空……。すべてが無数の線に解体される。そして紙の上で、想像を超えた色に染められ、ありえない形に編み直される。それが惠木の絵である。 紙に色鉛筆、鉛筆、クレヨン。「力を入れて描けて、描いた実感が確かめられる」から、支持体に強い筆圧を加えられる画材を好む。色面さえ細かな線の集積で作るさまは、「描く」というより「刻む」に近い。最も平面的な素材と描法ながら、彼の絵には近ごろの彫刻に勝る存在感がある。 しかし、絵だけでは、惠木亮太という芸術家は理解できない。もし服を脱げば、身体そのものが一つの作品。紙の上に線と色で「世界」を刻み込もうという欲求は、自身の皮膚さえ侵すこととなった。ときに自作を前にバンド仲間に盛り立てられ、ギターを弾き歌うこともある。その姿は、どこか宗教指導者のようだ。顔かたちもそれを連想させるが、彼の体の刺青は、あの救世主の手足に穿たれた釘なのかもしれない。 惠木の一筆一筆は、この世の不条理と謎の一つ一つに切り込む鋭く熱い問いであり、芸術の力による、われわれの魂の救いであるのだ。 |
| 美術ジャーナリスト 名古屋 覚 |
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| one love one world | ちょっと銀河系まで | 神様っているのかな? | 母乳をやる親牛 |
| SIZE 1620×1300 色鉛筆 | SIZE 908×727 色鉛筆 | SIZE 1492×1206 色鉛筆 | SIZE 605×605 色鉛筆 |
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| UFO | プードルの憧れ | 彼女の宇宙 | 夜を食べた羊 |
| SIZE 1198×964 色鉛筆 | SIZE 906×728 色鉛筆 | SIZE 918×820 色鉛筆 | SIZE 795×782 色鉛筆 |
| 恵木 亮太 (Ryota Egi) |
| 1980 | 広島県生まれ |
| 2007 | 東京造形大学美術学科絵画科専攻 卒業 現在神奈川県藤野町在住 制作をしながらバンド『THE MOTELS』のギターヴォーカルとして活動中。 |
| グループ展 |
| 2006.8 | 『トーキョーワンダーウォール2006』東京都現代美術館(東京・江東区) |
| 2007.2 | 『ワンダーシード2007』トーキョーワンダーサイト渋谷(東京・渋谷区) |
| 個展 |
| 2006.7 | 現代HEIGHTSギャラリーDEN(東京・世田谷区) |
| 2007.6 | 『トーキョーワンダーウォール都庁2006』 |
| 2007.8 | 『エマージング・アーティスト・サポート・プログラム』 トーキョーワンダーサイト本郷(東京・お茶の水) |
| 受賞歴 |
| 2006 | 神奈川県展 入選 |
| 2006 | トーキョーワンダーウォール公募2006 トーキョーワンダーウォール賞入賞 |
| 2007 | ワンダーシード2007 入選 |
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